会社の経営を社員全員で考える!経営アセスメント開催!!
1991年5月17日、株式会社ウイングが設立しました。
それから30周年の記念日となった2021年5月17日、ウイング恒例の経営アセスメントを開催しました。
経営アセスメントとは、社員全員で会社の課題や今後の経営について考える会のこと。 このイベントは二十年以上も継続して開催しています。
「30年間、山あり谷あり崖あり 長いようでアッという間だった」(社長談)
―アセスメントの手順とチームづくり
アセスメントは当日だけではなく、開催3週間前に出される宿題から始まります。
宿題の内容は、ウイングが目指す理想的な姿に向けて、現状認識と環境変化を考え、下記①~⑤を用意された書式シートに記入、提出すること。
全員提出必須です。
① 市場や顧客が必要としている商品・サービスは何か。
そして、ウイングに不足している商品・サービスは何か。
② ①の商品・サービスを生むために、必要な自分のスキルは何か。
又はその為に習得すべきものは何か。
③ ①の商品・サービスに必要な組織(社内やパートナーを含めた体制)やしくみは何か。
④ ①の商品・サービスを、どんな顧客・市場にどうやって提供するか。
そのために必要なしくみやツール、体制は何か。
⑤ ①の商品・サービスが、独自性を発揮し、競合他社と差別化されるには何が必要か。
今年のアセスメントは、コロナ禍で多くの人が集まることができないため、リモートでの開催となりました。
1チーム8,9名の構成で10チーム、チームメンバーは東京、大阪、新潟、燕三条の各オフィスから、若手・中堅・管理職、入社一年以内の新入社員から古参社員まで、事業部門もバラバラで構成され、各チーム見事に多様なメンバー構成となりました。
―アセスメント開始
5月17日当日、ZOOMのブレイクアウトルームを活用してのチーム討議がスタート。
チーム討議(70分) 各チームで課題に対する施策を討議、まとめ
チーム発表(65分) 各チームの結果発表、他チームからの質問、提案
全体総括(10分) アセスメント内容結果を受けて総括、連絡事項
おおよそ合計2時間30分、タイトなスケジュールです。
各自が宿題として考えてきたことを各チームで話し合いますが、年齢や事業部、在籍オフィスが混在する社員同士の語り合い。
一体どんな会話がされているのか、各チームを覗いてみました。
すると、どのチームも活発な話し声が聞こえました。
視野の広さ、視座の高さは人により異なっているものの、皆さん自分なりに考えています。
それぞれが自分の考えを話し、他の人は反対せず、話を遮らず、ちゃんと話を聞く。
そして、チーム内メンバーの意見を統合したり、優先事項をメンバーの同意を取りながら決めていっています。
スムーズに運営されて実にいいですね。
―今年入社の新入(新卒・中途)社員の感想
(東京オフィス 50歳代)
以前勤めていた会社では、研修会は全て外部講師にお任せして、さらに研修会のターゲットは若手のみでした。ですので、今回の経営アセスメントに参加させて頂けた事に感謝します。
経営アセスメントでは、チーム単位でいろいろな立場の人が自分の考え方を発表できて良かったと思います。若手の意見も聞けて、そういう風に感じているのだと考えさせられました。
(大阪オフィス 20歳代)
一社員が会社の経営について、意見を伝える場があることに驚きました。これまでは、「会社の経営は経営陣が考えるだろう」と他人任せな思いを抱いていたように思います。
しかしながら、この場が設けてあることで、改めて自社の理念やあるべき姿、そして、現在の重要課題について、真剣に向き合う良い機会となりました。 その中で、自分は社員として、どのような人材となれば価値を発揮することができるのか、将来像を見据えることができたように思います。
(新潟オフィス 20歳代)
ウイングの今までの歴史を詳しく理解が出来ていなかったため、現状の改善提案を考えるのは難しかったです。しかし、全拠点の社員とディスカッションを通して、自社の理解を深めることや自分では思いつかない新たな気づきを得ることができました。
前職と比べてみても、トップダウンで経営方針に従うだけではなく、一社員として経営を考えてアイデアを出せるため、社員の声が取り入れてもらえるチャンスがあるやりがいを感じました。
―アセスメントを終えて
今回のアセスメントで出た社員の提案が、来期の経営計画の根幹を創っていきます。
社員の声が形になります。
これから2か月以上かけて、来期の経営計画や組織体制を具体的に考えていきます。
自分が働く企業を、社員が自分たちで創っていこうとするのがウイングです。
ぜひ、あなたも一緒にウイングを創っていきませんか?