第3回ウイング大学 財務諸表の見方を学ぶ!!
システムエンジニアの仕事はお客様の経営状況を理解し、経営課題を改善解決することだと考えています。それには、ITだけ知っていればよいわけではなく、業務ノウハウや経営状況を理解できることが大切になってきますね。
10月27日第3回となるウイング大学は、「財務諸表をどう読み解くか」をテーマに開催し、社員46名が受講、講師は専門性を求められるのでウイングがお世話になっている税理士法人の先生からご登壇いただきました。
売上、営業利益くらいは分かるが、製造原価や粗利、販売費・一般管理費とはという初歩的なことから始まり、財務諸表の基本的な読み方、財務諸表から会社の健全性をどのように評価するかという専門的な内容までを講義いただきました。
―財務諸表とは??
教えてもらったことを忘れないうちに皆さんにもお伝えしますね。
財務諸表は、決算までの1年間の自社の財政状態や経営成績をまとめた計算書です。
利害関係のある人に知らせることを目的としており、財務諸表を読み解くことによって、さまざまな要因によって変動する企業の収益、費用、利益などの現状を知ることができます。
財務諸表の提出先は
- ▶税務署 → 税務申告をするため。
- ▶銀行 → 融資の判断をするため。
- ▶株主 → 出資(投資)の判断をするため。
- ▶行政(国や県・市)→ 助成金受給や入札など仕事の受注のため。
優良企業か否かの判断材料になるということですね。
そして、財務諸表は以下の5つで構成されています。
1.貸借対照表(B/S)
2.損益計算書(P/L)
3.株主資本等変動計算書(S/S)
4.個別注記表・・・財務諸表のルールブック
5.キャッシュフロー計算書(C/S)
財務諸表を「読む」ことが出来れば、会社が「稼ぐ力」をつけ、安全な額の「蓄え」を有し、資産をいかに上手に「回している」か、などを判断することが出来るということなのですね。
―受講後の社員の感想
・財務諸表って、なんとなく聞いたことはあるけれど、詳細はよくわからなかったことが、今回のウイング大学受講により理解できました。
・有名企業の決算書を実際に見ながら説明していただいたので、決算書のどの部分をみればどんなことが解るのか、頭に入りやすかったです。
・これで、システムエンジニアやセールス担当がお客様と話ができるベースができるようになるといいです。
ウイング大学が社員の皆さんの成長につながると開催した甲斐があります。
次回、第4回のウイング大学は「AIの未来(AIでできること)」というテーマで学習します。
ワクワクするテーマですね。
ウイングは、社員同士で高めあっています。
ぜひ、ウイングで一緒に働きたいと思っていただけた方は、こちらからご応募ください。