顧客企業へのDX提案が増えてきました
現在のウイングの主な事業はシステム開発やシステム導入ですが、これまでに蓄積した技術、ノウハウ、サービスを通して、お客様の経営戦略を実現することや、経営課題を解決することも推進しています。
―そもそもDXってどんな意味?
最近、DX(デジタルトランスフォーメーション)という言葉もよく聞くようになりました。
経済産業省DX推進ガイドライン(2018年12月)によると
「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、 データとデジタル技術を活用して、 顧客や社会のニーズを基に、 製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、 業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、 競争上の優位性を確立すること。」
とあります。
簡単に言うと、
「企業経営の競争優位性を創っていくために、-企業やビジネスを変革し続けていきましょう。そのために、データやデジタル技術を活用していくことが有効です。」
ということでしょうかね。
―ウイングの地元新潟では
ウイングの地元新潟においては、商工会議所のセミナーで講演したり、会議所ニュース(新聞折り込みで各戸配布)で連載記事を掲載したりして、DX情報を提供しています。
―ウイングDX推進研究会
ウイング社内では、課題解決能力の向上や、顧客への具体的提案を考える勉強会を毎週開催しています。
顧客の経営課題を研究テーマとして、各自の調査分析や提案を統合し、最終的には実際に顧客に提案する、という実戦形式で行っています。
①まず、顧客の1社について、下記のような情報を整理し、参加メンバーに提示します。
- ・経営方針、企業概要
- ・外部環境の変化
- ・(従来の)事業提供価値、ビジネスモデル
- ・経営課題(3~5点)
②メンバーは各自、経営課題を解決する提案を考え、提出します。
③3つのチームに分かれ、各自の提案を基にブレインストーミングを行い、チームとしての改善提案を作成します。
④さらに各チームの発表と質疑応答を経て、顧客の担当者が最終的に整理し、顧客に提案するようにします。
―研究会参加者からの感想
■通常業務では提案機会の少ない経営者や、上位管理職の方たちの考えや視点にふれることが出来、多くの刺激を得る良い機会となっています。
私だけでは出なかった発想もあり、お客様にも興味を持つようになり、具体的な提案の機会を得るなどの結果にもつながっています。
■技術や業務ノウハウが異なる多くの人が意見を持ち寄るっていいですね。
自分の考えになかったことを他の人から聴くことが学習にもなるし、異なる人のアイデアをくっつけながら、価値のある提案ができたりします。
―今後の研究会の展開
現在は管理職メンバーのみで行っている研究会ですが、十回ほど開催してみて運営手法が確立されたら、社内の希望者も参加できるようにしていきます。
また、新潟県内の大学からも、ウイングのDX研究会に参加したいとの要望が来ているので、学生参加も実現したいですね。
―最後に
ウイングはシステム開発会社から、経営活動をDXで支える企業へと脱皮していきます。DXについてのご相談、問い合わせがあればお声がけください。