今年も関西は”アツい”です！
2022年2月3・４日の2日間、ウイングもコミュニティメンバーとして
「第4回GeneXus関西コミュニティ勉強会」を企画開催しました。
関西コミュニティでの勉強会は、今回で“第4回目”となります。
コロナ禍の影響もあり、“3密防止”の観点から大きめの会場を確保しウェビナーとの併催で計画しました。
“オンサイト”と”ウェビナー”の併催は初めての試み。ちょっと心配・・。
だったのですが、“まん防（蔓延防止等重点措置）”の延長があり、幹事間で検討を重ねた結果、残念ながら“ウェビナーのみ”での開催となりました。
ー1日目 ハンズオン
過去の勉強会の実績から「Webシステムを一通り開発できるように」というコンセプトに立ち返り“ハンズオン”主体で、はじめてGeneXusに触れられる方にも多くの体験をしていただけるようなコンテンツとしました。
この手の“ローコード開発セミナー”では、ローコード開発ツールの“すごいところ”であるデータ構造からの自動生成の部分を体験していただく事がメインになっています。
ただ、それだけではシステムは完成しないのです。
勉強会では、ビジネスロジックはもとより画面を作るところまでを体験していただき、GeneXusによるアプリケーション実装プロセス全体を体験していただけたのではないかと考えています。
ウイングは受講者へのサポートを担当しましたが、サポートを通して新たな発見やノウハウ蓄積ができたことも非常に有益でした。
「ウェビナーでハンズオン」は、受講する方にとってハードルが高すぎるのではないか？正しく理解していただく事が出来ないのではないか？ 等の懸念事項が開始する前にありました。
事前に、様々な障害ケースを想定し、対応を練り準備した甲斐あって、一人の“脱落者”も“大幅なスケジュール遅延”も無く進行することができました。事前の準備は大切ですね。
ー2日目 座学
少し趣向を変えてGeneXusの最新バージョン“GeneXus17”から新たに実装された機能
・Webアプリケーションの技術トレンド「PWA（Progressive Web Application）」
・スマートデバイスアプリケーション開発
・Sketchからのモバイルアンギュラーの概要
を重点的に“座学・デモンストレーション形式”にて学ぶことができように実施いたしました。
①PWA
Androidでは問題無く動作しますが、iOS・iPadOS（ブラウザー：Safari）での動作が異なることなどについて説明しました。
Apple社の“ポリシー”に大きく関連しているところではありますが、アプリケーション設計時点で考慮しておくべきOnline・Offlineをどのように実装するかの選択肢として大変興味深い内容だったと思います。
*PWAとは？
モバイル端末でウェブサイトを表示するときに、まるでネイティブアプリのような動作を可能にする仕組みです。
②スマートデバイスのネイティブアプリケーション開発
業務アプリケーションにおいてもデファクトスタンダードとなっています。
スマートデバイス毎の制限等により、多少のコーディングは必要となりますが、WWP for Native mobileを活用するメリットやWeb開発との違いは何か、等の内容を学習しました。
③Sketchからのモバイルアンギュラーの概要
Webアプリ開発初期のような“Webデザイナーとの作業分担”的なものを想像していたのですが、はるかにシームレスにWebアプリ開発ができることを知りました。
デザインセンスに自信のないエンジニアには非常に有益な機能だと感じました。
*Sketchとは？
Mac用のグラフィックデザインです。Web、UIデザインをするときに便利な機能が盛り込まれています。
ー関西はアツい？
今回は、初めての試みではありましたがウェビナーとしたことで、関西圏のみならず日本全国からご参加いただく事ができました。
参加いただいた方々から非常に好意的な評価を頂戴することができました。
今回はコロナウイルスの影響で実施できなかった、GeneXus＋クラウドやDevOpsについてのご要望も多数頂戴しています。
コロナ禍の“良い影響”として、ウェビナーの参加ハードルは下がっているということが実感できました。ウェビナーの研修はマイナスイメージが先行していましたが払拭されましたね。
GeneXus関西コミュニティでは、今回実施できなかったコンテンツやご参加いただいた皆様からのご要望を反映した“次回第5回目”を、可能な限り早いタイミングで開催したいと考えております。
クラウドやインターネットが、物理的な距離や時間の“カベ”を除いてくれることを実感するとともに、GeneXus関西コミュニティのメンバー及び今回の勉強会にご参加いただいたエンジニアのGeneXusに対する大きな期待と熱い思いを感じ取れるイベントでした。
関西はアツいです！！
ご参加いただいたエンジニアの皆さん、今回のイベント開催にご協力・ご尽力いただきましたコミュニティメンバーに感謝させていただくと共に、今年“も”GeneXus関西コミュニティに【アツい】思いを注がせていただきたいですね！
GeneXus関西コミュニティ
ローコード開発にお興味ある人、触れてみたい人、ローコード開発に携わりたい方、次回のご参加お待ちしています。
お問い合わせはこちらから受け付けております。
