ウイング会長 大学にて講義しています
5月11日(水)新潟工科大学3年生200名「産業と大学」にて、会長の樋山が非常勤講師となり、大学にて講義を行いました。
学生にどのような話をするのか?会長に聴いてみました。
―大学や学生からどのようなことを期待されて講義を行うのでしょうか?
様々なことを経験し、失敗しながらも立ち上がってきたこと、IT業界のオピニオンリーダーとしての活動、ウイングで独自の事業価値を創ってきたこと、ビジネスノウハウを活かし社会に貢献してきたこと、そして若い人に勇気やチャレンジする意欲を持たせることでしょうか。
私の声がどのくらい学生に伝わるのかわかりませんが、多くの企業や経営者の中から講師として選んでいただけたことはうれしいですね。
―今の学生、若い人はどんな傾向ですか?
失敗したくないので、やりたいこともやらない、他人の眼を気にし過ぎることがありますね。
それは、自分が経験したことがないから、自信がない、うまくできなかったら何を言われるかわからない、そんな不安から起こることですが、不安はすべての人にありますね。
経験すれば、その過程の道を知っているので、今度同じ過程を歩くときは、見えているので自信があります。
自分の財産になるので、とにかくチャレンジしてみよう!ということを学生に話しています。
特に自分がやりたいことであれば、どんどんやるべきだよ、一歩前に進めばそれでいいよ、ということを私の経験から伝えています。
―講義ではどのような話をされるのですか
具体的には、私の学生時代の劣等感、若いときに起業の経験から学んだこと、気づきを得たことがその後の人生で役立ってきたという話。
また、失敗してもどのような気持ちで立ち上がってきたかを人生のちょっと先輩として話しています。
私も若いとき、自分の親や祖父くらいの先輩から話を聴きました。
その時にはピンと来ていないこともありましたが社会人になってみると、「あの話はこういうことだったのか!」と納得できたり、判断の材料にすることがあったのです。年齢差が大きくても普遍的に通ずる教訓です。
もちろん、ウイングのビジョン、事業を作っていくときに考えること、IT業界の現状と将来、社員を成長させるための仕組みなどもお話しし、学生が就活するための参考になることもお伝えしています。
また、ウイングが中小企業ながら日本のIT業界を魅力的に変革する活動や地方の中小企業のDX推進を通して、地方を元気にすることなども共感を得ているようです。
―若い人に向けてメッセージありますか
仕事も趣味もゴールを達成し、自分も周囲の人も喜んでいる風景を思い出しながら楽しみながらやってほしいです。
ゴールまでの困難なプロセスも一歩一歩前に進むことを楽しんでほしいですね。
―終わりに
会長は、5月20日(金)新潟大学工学部1年生80名に6年間続けた「アントレプレナーシップ講義」を行い、今後もいくつかの大学や社会人向けに、講演やお話しさせていただく機会があるようです。
ご興味ありましたら、会長に声をかけてみてください。