三条商工会議所様向けにDXセミナーを開催しました。
今年の5月下旬、三条商工会議所様より「卸業界向けのDXセミナーを開催していただけませんか?」と相談をいただきました。
DXセミナーということで、ぜひ!とお引き受けしましたが、これまでウイングで卸業界向けに特化したDXセミナーを開催した実績はなく
実際のところ、どういったセミナー内容だと皆さんのお役に立てるのかなぁと、だいぶ悩みました。
- 参加者を対象にアンケートを実施
まずセミナーに参加する皆さんが「なにを聞きたいのか?」を引き出すため、アンケートを実施。
・伝票類をペーパーレス化したい
・ピッキングや計測方法を効率化したい
・導入費用が低コストでできるものが知りたい
・チャットGPTの自社への取り入れ方(問合せ対応等へ活用)は?
アンケートの回答からは皆さんが抱える様々な課題(知りたい)が見えてきました。
これらの課題は、「卸業界に特化した課題というよりも、どんな業種・業態でも当てはまるのではないか?」と考え、セミナーテーマを
デジタルツールの活用に焦点を置いた『卸業界におけるデジタルツールの活用と事例紹介』(一応、”卸業界”とは謳い・・・)に決定しました。
- セミナー開催日当日
日本の人口の推移グラフや、労働の需要と供給の推移グラフなどを用いて
今後、日本において少子高齢化による深刻な労働生産力不足がやってくるといった社会動向についてふれました。
ほぼすべての職種において労働供給不足が予測されている現状、そのためにひとりひとりの生産性を向上させる必要があること、
デジタルツールを活用した業務改善の必要性について説明。経済産業省の「DXレポート」についても紹介させて頂きました。
デジタルツールの活用では、カオスマップといわれるサービスマップ図を紹介。
これらはSaaSと言われる形態のサービスで月額利用で比較的低コストで進められますよ、こんなにたくさんのサービスがあるんですよ、使わない手はないですよ、とお話させて頂きました。
事例紹介では、サービスの概要と文字では伝わりにくいかと思い、実際に導入してご利用頂いている動画を中心にご覧いただきました。
最近話題のChatGPTについては、具体的な活用例の他に「プロンプト」といわれる質問の方法(書き方)についてのポイントも紹介しました。
ここを抑えると非常に有効活用できるツールかと思います。(逆に抑えていないと、使えないな、になってしまいます)
また、AI(LLM=大規模言語モデル)はどういったものなのか、ChatGPTはどのような業務で活用できるのか、活用の際のポイント・注意点など、お話をさせて頂きました。
- セミナーを終えて
今回は、デジタルをまったく活用したことがない、それなりに活用している、ChatGPTも試したことがある、など、様々なかたにご参加いただきました。
参加者全員に分かりやすくは難しいなぁ、どこまで分かっていただけたかなぁ、と不安ではありましたが、何かひとつでもお役に立てることがあればいいな、という思いで登壇させて頂きました。
また機会があれば、色々な場面・場所で情報発信し、新潟が元気になる!日本が元気になる!活動を続けていきたいと思います。
- 終わりに
デジタルツールの活用や、業務のデジタル化を進めたい企業様へ、課題別のソリューションをご提案します。
詳しくはこちらから