2021年はローコード開発がブレイクする?!
ウイングが17年前からシステム開発で活用しているGeneXusが、グローバルなIT市場では「ローコード開発ツール」と呼ばれ、最近注目を集めています。
Gartner社は「2024年までに全世界のアプリ開発の65%以上がローコードで開発される」と予測していて、ウイングでも相談、商談が増えています。
ローコード開発はまさに今が時流。今年2021年はローコード開発がブレイクする年になりそうです。
なぜいまローコード開発なのか。ウイングの答えは以下の3つに集約できます。
―ITエンジニアの働き方改革のために
ローコード開発は、多大な作業工数を費やす下流工程(プログラミングやテスト)の作業を自動化することで、工数を大幅に削減し、エンジニアの生産性を大きく向上させます。
結果として、ITエンジニアは、価値あるシステムを創り出すための試行錯誤に多くの時間を費やせるようになり、ユーザーから喜ばれ感謝される喜びを知ることでしょう。
仕事にやりがいが生まれ、より魅力的な職種として、エンジニアの働き方改革にもつながっていくのではないでしょうか。
―事業価値を迅速に市場に発信するために
一方、経営的な視点でみると「スピード経営、柔軟経営」に効果があるという点も、大きなメリットです。
事業を迅速に立上げ、展開していくためには「仕組みづくり(=ITシステム導入)に時間とコストをかけるべきではない」ということは自明の理ですが、従来のスクラッチ開発では時間とコストは避けようのない問題でした。
ローコード開発は、スピーディなシステム開発および保守対応を可能にします。
これは、企業の活動や事業価値を市場に迅速に発信することにつながり、社会的にも意義あることだと考えます。
―ITエンジニア不足の解消のために
もう一つ言えることは「ローコード開発はITエンジニア不足を解消する」ということです。
政府の試算によると2030年には約79万人ものIT人材が不足するといわれています。
DX(デジタルトランスフォーメーション)が声高に叫ばれ、ビジネスや生活の様々な場面でデジタル技術による変化がはじまっています。
そうした中でますますITに対する需要は高まり、エンジニア不足が深刻になると予想されているのです。
ローコード開発は、多大な作業工数を費やす下流工程(プログラミングやテスト)の作業を自動化することで、工数を大幅に削減し、IT人材不足の解消につながると期待されています。
―なぜ、自社製品「G.RAD.E」をつくったか
とはいえ、ローコード開発ツールも万能ではありません。
ローコード開発ツールだけあれば、求めるシステムをなんでもうまく構築できる、というわけではありません。
アジャイル開発への知見、上流工程を進めるノウハウ、プロジェクトマネジメント経験など、様々な要素を土台にローコード開発ツールを使用して、はじめて力が発揮されます。
それらを併せて提供するために、ウイングは自社製品「G.RAD.E」を作りました。
「G.RAD.E」は、ウイングがこれまでに培った開発実績やノウハウの結晶です。 その内容は「テンプレート」「機能サンプル」「部品」などのナレッジのほかに、「環境設定手順書」「技術解説書」「GAM解説書」「開発規約解説書」などのドキュメントを備えています。
―終わりに
ローコード開発の潮流があり、ウイングにも商談やIT導入の相談が多く寄せられています。採用活動も進めていますが、市場からの要求に応えるには人員が足りない現状です。
そこで、全国各地に居住しながら、テレワークで正社員となる人を募っています。ぜひ、ウイングの活動にご参加いただけませんか。
お気軽にご連絡ください。