コロナ禍でも、棚田の保全活動を応援しています!
ウイングが2016年から続けてきた棚田の支援活動をご存知でしょうか?
高齢化や過疎化で担い手のいなくなった棚田を維持するために、棚田オーナー(里親)となって田植えや稲刈りを行い、米作りに参加することで、美しい棚田を保全していく取組のことです。
まつだい棚田バンクについて | Tanada (tanada-bank.com)
コロナ禍ではありますが、今年も、主宰するNPO法人越後妻有里山協働機構と契約して、里親として保全活動を応援することを決めました。
―社員の福利厚生の一環として
ウイングが棚田の支援活動を始めたきっかけは、活動の趣旨に賛同したことはもちろんですが、以下のような点で社員のためになるのでは、と考えたからです。
・日常の業務外のことを上司部下、別部門の人が汗を流し協力することで、お互いを理解し、良き人間関係を創る
・社員と家族、子供たちが田植え、稲刈りを体験し、家族の笑顔、想い出を創る
・出来たお米をウイングの社員の家族とお客様に届けて喜んでもらう
2021年も緊急事態宣言の延長により、楽しみにしていたウイング社員による田植えは見送ることとなりましたが、NPO団体に代わりに田植えをお願いしました。
―季節の移り変わりとお米の収穫まで
今年は積雪が多く、5月に入っても残雪が多かったそうです。
それでも地球が、春ですよ!と叫んだことで、桜も咲いて田植えのシーズンとなりました。
6月初旬には田植えも終わり、今頃は苗が田んぼにしっかり根を張っていることでしょう。
9月下旬には稲穂が黄金色に輝きます。
9月下旬には稲刈りを行い、稲架かけ(はざかけ、天日干しにすること)をします。
そして、晩秋の11月下旬には、美味しい『魚沼産こしひかり』が届くのです。
―お米をお届けした方からの声
収穫したお米は、社員とその家族、そして社外の取引各社様にも毎年お配りしています。
お米を受け取った方々からの、嬉しい声が記憶に残っています。
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「田植え稲刈りに参加しました。田植えをしていると上司や部下関係ないですね。みんなで協力して汗を流し仲良くなれて、働きやすくなりました。」
「子供も大人が一所懸命に稲刈りしている姿を見て、何も言わないのに手伝ってくれてます。子供を育てるのは親が口先で注意するより、汗を流している後ろ姿を見せた方がいいですね。」
「炊き立てのご飯を口に入れました。幸せだなあと感じました。泥まみれになった田植え、子供たちが自然の中で親と一緒に楽しむ姿を思い出しながら、美味しくいただきました。」
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「お米はスーパーでお金を出せば買えるけれど、ウイング米は買うことができない。ウイングの社員と子供たちの汗の結晶だから。買うことができないお米をいただき、感謝しています。」
「毎年ありがとうございます。このお米を食べながらウイングの社員と子供たちが作ってくれたのかと想いながらいただいています。」
「ウイング米、美味しかったです。ITと棚田のお米つくりは最初聞いたときには結びつかなかったけれど、ウイングが何を創りたいのか、原点は同じだと思った。」
「毎年、新米を楽しみにしています。ウイングと取引させていただき、他のIT企業とはちょっと違うと感じていたが、まさか棚田を社員の家族と一緒にやるとは。」
―これからも社員とその家族と一緒に、棚田で米作りを続けていきます
秋にはワクチン接種が進み、緊急事態宣言も記憶から薄れて、ウイングの社員と子供たちでともに稲刈りができるようになるといいなあ。
コロナ禍であっても、稲は自分の命を精一杯生きようと頑張っています。
人間もコロナ禍の環境変化に負けずに、楽しみながら精一杯やっていきたいものです。
来年の田植えには、多くの社員と子供たちが参加できることを願っています。
あなたもウイングの一員となり、棚田活動に参加してみませんか。