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燕版共用クラウドSFTCが熱くなってきた!!

10月6日、7日と燕市IoT推進ラボ(燕市商工振興課)主催のSFTC説明会が開催され、117社133人と多くの方から、ご参加いただきました。

燕版共用クラウドSFTC (Smart Factory Tsubame Cloud) とは、受発注や納期確認、製造進捗などの情報を企業間で共有するためのクラウドサービスです。

分業体制が進む燕市では、電話、FAX、対面での打合せなど、アナログ的な企業間取引が中心でした。しかし、これからの業務効率向上や働き方改革を考えるとDXを進めていかなくては生き残れないでしょう。

SFTCを活用すると、クラウドを介して、取引に必要な情報を企業間で、リアルタイムに共有することができ、各種伝票の作成や管理が不要となり、業務の改善や生産性アップが期待できます。

―ユーザー企業経営者の想い

セミナーでは、冒頭にSFTCを活用している株式会社新越ワークスの山後社長から、導入の経緯やサービスのポイントについてお話がありました。

・近未来の人口減少予測で働き手が少なくなっていくが、コロナ禍で結婚や出産に対するハードルが上がり、さらに人口減少が加速するという予測がある。将来社員数30人以下の企業には人材がいなくなる可能性も高くなっている。

・燕では小さな会社と各々連携することで素晴らしい製品を作り上げるのが強みとなっていた。しかし、一方で情報のやり取りが紙のままという昭和時代から続く風習が残っており、これが二度手間三度手間に繋がり、全体効率を落とす大きな原因になっている。

・一つの製品を作る際に5工程であっても、加工会社とやり取りする伝票など書類の数は8枚かかっており、これを探したりデータを入力したり問合せしたりする手間暇を考えると膨大な労力をかけていることになる。

・この状況を変えるべく、地域型のEDI(電子データ交換)を考えたが、たくさんの企業に参加してもらうことで効果を発揮するサービスでもあるため、行政である燕市に先頭に立っていただき、実証実験を経て、来年度から本格導入することとなった。

―SFTCのデモを実践!


次に株式会社新越ワークス 管理本部 IoT推進担当の高桑様(発注者)と本間産業様(受注者)の受発注状況を実際の画面で見ながらデモンストレーションが行われました。

スマートデバイスで運用する場合の操作については、運用保守のウイングがスマートデバイスの画面を別スクリーンにて表示させながら実際に行われるやり取りについて説明しました。

―燕市も助成金で支援します

最後に燕市商工振興課から、IoTシステム開発補助金のご説明がありました。

補助金は今年度(2022年3月)までに、社内のシステムとSFTCを連携させるような仕組みにも適用されるとのことです。

詳しくは燕市のWEBサイトに掲載されています。

https://www.city.tsubame.niigata.jp/soshiki/sangyo_shinko/2/1/9725.html

セミナー受講者に、アンケートを取りましたが多くの企業が導入を検討するという結果でした。

ウイングもSFTCのサービス保守企業として、活用企業をサポートしていきたいと思います!

そんなウイングで一緒に働きたいというエンジニアの方も募集しています!!

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