企業の健康を維持する「DXビタミン21」をつくっています!!
ウイングは製薬会社ではありませんが、「DXビタミン21」なるものを作り始めています。
これはDX関連製品、及びサービスを体系化し、中小企業向けに提供していこうというものです。
今までのIT化というのは、情報の共有化をすることでミスを無くしたり、情報の再利用をしたり、それなりの効果を発揮していました。
しかし、DXはビジネスモデルや企業の成り立ちにまでインパクトを与えるような効果を発揮するという点で通常のIT化とは異なります。
―なぜ、DXビタミン21をつくったのか?
DXに取り組もうと思っても、具体的に何をどうしたらよいのか?
なかなか着手が難しいという声を多く聞きます。
そこで、経営課題のチェックリストからやりたい改善活動に結び付けたものが「DXビタミン21」です。
経済産業省から提示されているDX推進チェック表は難解で、ITリテラシーが高い人でないと対応が難しいように思えます。
企業の経営者や現場部門の方にもわかりやすいように、簡単にチェックできるものをウイングで作ろうと考えました。
チェック表を基にお客様の具体的な課題をチェックしていくと推進できるDXが何なのかがわかるようになっています。
(DXビタミン21チェックリスト)
―DXビタミン21の事例を紹介します
現在、ウイングは新潟県燕市のIoT推進ラボのメンバーとして、WEB-EDIであるSFTC (Smart Factory Tsubame Cloud)を推進しています。
SFTCとは 受発注や納期確認、製造進捗など、ITを利用した企業間の情報共有を実現し、事業継続を支援するための地域型EDI(電子データ交換)のクラウドサービスで、行政である燕市がバックアップを行い、ウイングが開発、運用、保守を行っています。
洋食器を初めとする金属加工の地場産業を持つ燕市は、早くから分業による企業間取引が行われていますが、その取引の方法は、電話、FAX、対面の会話など、アナログ的なこと中心でした。
これから業務の効率化や働き方の改革をするためには、企業間取引業務のデジタル化が大きな課題となっていました。
SFTCを導入することで、取引に必要な情報はすべてクラウド上でデータ管理され、企業間でリアルタイムに情報共有できるため、個別の伝票や契約書の作成・管理が不要となり、既存業務の改善および生産性アップにつながります。
また、クラウドサービスであるため、導入にあたり専用機器などを準備する必要がなく、インターネット接続ができるPC・タブレット等のデバイスがあれば利用可能となることも大きなメリットとなります。
―さらに今後のDXビタミン21は・・・
スマートグラスやデジタルノギスのようなIoT機器と連携することで、製造業の効率化を実現できるようなサービスを実現していくことを目指しています。
(スマートグラスの機能例)
また、AIによる自動認識やRPAのようなロボット化にも連携させ、部門横断的なDXの推進に向けて取り組んでいきます。
DXビタミン21の詳細情報は、ぜひ下記サイトをご覧ください!
そして、DXビタミン21をつくって、企業の元気を促進していくウイングへ入社したいエンジニアも募集しています!